本記事では、オムツを洗濯機で洗濯・乾燥してしまったときの対処法についてご紹介します。
こんなお悩みがありませんか?
● オムツを洗濯機で洗ってしまったらどうすればいいのか
● 洗濯機に残ったポリマーをどうやって取り除くか
● 乾燥機を使っても大丈夫なのか心配
オムツを誤って洗濯してしまうと、ポリマーが衣類や洗濯槽に付着してしまい、後処理が大変になりますよね。
私はいまだにやってしまって毎回片付けに泣かされています。
洗濯機の故障を防ぐためにも、正しい対処法を知っておくことが重要です。
① 洗濯機の中のジェル状ポリマーを取り除く
② 洗濯機を空回しする
③ 衣類は付着したジェルを取る
④ 再洗濯で仕上げる
本記事では、オムツを洗濯してしまったときの具体的な対処法や注意点について詳しくご紹介します。
作業時には新聞紙やレジャーシートを敷いておくと、後片付けが楽になります。
一つはストックしておくと便利ですよ。

オムツを洗濯機で乾燥してしまったときの対処法
オムツをうっかり洗濯機で乾燥してしまった場合、まずは焦らずに対処することが大切です。
洗濯機を開けた瞬間、オムツの中身が散らばっているのを見て驚くかもしれませんが、正しい手順を踏めば、問題を解決できます。
まずは、目に見える範囲にある乾いたポリマーを拭き取って除去します。
パッキンや扉の裏側もついているので要注意。
次に、洗濯槽の隙間を掃除します。
一番詰まりやすいフィルターや排水口のトラップもに細いブラシなど差し込んで掃除します。
その後は高水位にして空洗濯します。
これを繰り返してポリマーが除去できたか確認します。
特に、排水口のトラップが詰まるとエラーの原因になるので絶対チェックしてください。
高水位の空洗濯前に、排水フィルターにゴミをキャッチできるフィルターをセットしておくとトラップチェックを省けます。
オムツを洗濯機で洗濯してしまったときの対処法
乾燥ではなく、洗濯までした場合の対処は次の通りです。
① 洗濯機の中のジェル状ポリマーを取り除く
② 洗濯機を空回しする
③ 衣類に付着したジェルを取る
④ 再洗濯で仕上げる
最初にするべきことは、洗濯物をすべて取り出すことです。
オムツの中に入っていたポリマーや紙の繊維が衣類に付いているので、外で軽く振ったり叩いたりして、できるだけ落とします。
このとき、新聞紙やレジャーシートを敷いておくと、後片付けが楽になります。

ポリマーは水を含むとジェル状になり、乾くと粉状になるため、乾燥させると落としやすくなります。
次に、洗濯機の中に残ったポリマーを取り除く必要があります。
洗濯槽の内側をキッチンペーパーやウェットティッシュで拭き取ります。
ティッシュペーパーは繊維が残ることがあるので、強い素材のものを使うと良いでしょう。
糸くずフィルターにもポリマーが詰まっていることがあるので、ここも忘れずに掃除します。

その後、洗濯物を再度洗濯機に入れ、水だけで「すすぎモード」で洗います。
このとき、洗剤や柔軟剤は使わず、ポリマーをしっかりと流すことが目的です。
洗濯が終わったら、脱水を行い、洗濯物を外に干します。
乾燥機は絶対に使わないでください。
高温になるとポリマーが溶けてしまい、さらに厄介なことになります。
洗濯物が乾いたら、再度ポリマーを叩いて落とします。
残っているポリマーがあれば、ガムテープなどの粘着テープを使って取り除くと良いでしょう。
これで、オムツを洗濯してしまったときの対処法は完了です。
ポリマーを乾燥機にかけるとどうなる?
ポリマーを乾燥機にかけると、非常に困ったことになります。
オムツの中に入っているポリマーは、熱に弱い性質を持っています。
乾燥機の高温によって、ポリマーが溶けてしまい、衣類や洗濯槽にしっかりと付着してしまうのです。
これが起こると、ポリマーを取り除くのがとても難しくなります。
ポリマーは水を含むとジェル状になり、乾くと粉状になりますが、乾燥機の熱で溶けてしまうと、元の状態に戻ることはありません。
溶けたポリマーは、衣類の繊維に入り込んでしまい、普通の洗濯では落とせなくなります。
これが、洗濯機の故障や排水口の詰まりの原因にもなります。
もし、乾燥機を使ってしまった場合は、すぐに洗濯機を開けて、残ったポリマーを取り除く作業を始める必要があります。
まずは、洗濯物を取り出し、外で軽く振ってポリマーを落とします。
その後、洗濯槽の内側を拭き取り、ポリマーが残っていないか確認します。
ポリマーが溶けてしまった衣類は、再度洗濯しても完全には元に戻らないことが多いですが、できるだけ丁寧に取り除く努力をしましょう。
ポリマーは肌に触れても問題はありませんが、口に入る可能性があるため、できるだけしっかりと取り除くことが大切です。
最初にするべきことは、洗濯物をすべて取り出すことです。
オムツの中に入っていたポリマーや紙の繊維が衣類に付いているので、外で軽く振ったり叩いたりして、できるだけ落とします。
< 新聞紙やレジャーシートを敷いておくと、後片付けが楽になります >

オムツを洗濯してしまった時の裏ワザ
オムツを誤って洗濯してしまったときの裏ワザを対処法ごとに紹介します。
① 洗濯機の中のジェル状ポリマーを取り除く
オムツの中身(吸収体のジェル状ポリマー)が洗濯槽や衣類に付着してしまうので、まずは手で大まかに取り除きます。
このとき、新聞紙やレジャーシートを敷いておくと、後片付けが楽です。

② 洗濯機を空回しする
ジェルが残っていると次の洗濯に影響が出るため、「洗濯機を空回し(すすぎ+脱水)」 して取り除きます。
先程は衣類を入れて回していますが、入れる前の空回しはおすすめです。
洗濯槽の中に残ったジェルは、キッチンペーパーや濡れたタオルで拭き取る と効果的です。
③ 衣類に付着したジェルを取る
衣類についたジェルは乾燥するとポロポロ取れるので、ベランダなどで乾かしてから振り落とすと楽です。
すぐに取りたい場合は、粘着ローラー(コロコロ)や掃除機で吸うのもおすすめ。

④ 再洗濯で仕上げる
細かいジェルが残っている可能性があるので、洗濯機をもう一度回して仕上げ洗いします。
この方法でオムツを洗濯してしまった後も、衣類をキレイに戻せますよ!
まとめ
オムツを洗濯機で乾燥してしまったときの対処法についてご紹介しました。
① 洗濯機の中のジェル状ポリマーを取り除く
② 洗濯機を空回しする
③ 衣類に付着したジェルを取る
④ 再洗濯で仕上げる
オムツを洗濯機で乾燥してしまったときは、まず焦らずに対処することが大切です。
洗濯物を取り出し、ポリマーを軽く振り落とします。
次に、洗濯機の中をキッチンペーパーで拭き取り、残ったポリマーを取り除きます。
その後、洗濯物を再度洗濯機に戻し、水だけで「すすぎ洗い」を行います。
このとき、洗剤や柔軟剤は使わないでください。
洗濯が終わったら、自然乾燥させ、乾いた後に再度ポリマーを振り落とします。
乾燥機は使わず、高温でポリマーが溶けるのを防ぎましょう。
これで、オムツの洗濯トラブルを解決できますよ。
新聞紙やレジャーシートを敷いておくと、後片付けが楽になります。
一つはストックしておくと便利ですよ。
