一般的に車の免許が18歳から取得可能であることは広く知られていますが、実際には18歳の誕生日の何ヶ月前や何日前から教習所に通って運転免許の資格を取得できるのか、となると「具体的にいつからとれるかわからない」という人も多いのではないでしょうか。
さらに早生まれの場合だと仮免許がいつ取得できて、免許がいつ取れるのか、年度の境目で就職や入学などと被ったら困ると不安な方もいらっしゃると思います。
結論から言うと、
・仮免試験は18歳になっていないと受験できません。
これは誕生月がいつであろうと変わりません。
ですので、なるべく早く免許を取得するためには、18歳の誕生日の2ヶ月前に教習所に入校し、18歳の誕生日に仮免試験を受ける方法が最短ルートだと考えられます。
今回は、これから自動車運転免許を取得しようと考えている方に向けて、運転免許を取得できる時期や、早生まれの場合の手続きについてお話ししたいと思います。
普通自動車の免許は誕生日の何ヶ月前からとれるか
普通自動車運転免許の場合、教習所には18歳の誕生日の2ヶ月前から通うことができます。
ただし、免許を取得する過程で「仮免試験」があり、この試験を受けられるのは、法律で18歳になってからと決まっています。
仮免許は免許を取得する前でも、公道での路上練習が可能になる免許です。街中でナンバープレートに「教習中」などと書かれた車を見かけたことがあるかもしれませんが、それが仮免の路上練習です。
教習所には18歳になる2ヶ月前から通えても、18歳になっていないと仮免試験を受けることはできません。
ですので、結局18歳になるまで免許を取得することはできません。
なるべく早く免許を取得するためには、18歳の誕生日の2ヶ月前に教習所に入校し、18歳になる前に仮免許を受けられる状態にしておき、18歳の誕生日に仮免試験を受けるという方法が最短ルートだと考えられます。
私もこの方法で18歳のときに運転免許を取得しました。
免許の取得は早生まれで誕生日が遅いと損なのか
18歳の誕生日に免許を取得できるということは、早生まれでも遅生まれでも変わらず、皆誕生日が基準となります。
例えば、誕生日が3月生まれの場合、3月1日生まれなら教習所の入校可能日も誕生日の3月1日を基準にして、その2ヶ月前となります。したがって、仮免試験を受けることができる時期も3月1日の18歳になる誕生日からとなります。
早生まれの方は、他の人よりも免許を取得できる日が遅くなるという点で損だと感じだり、不満を感じるかもしれませんが、見方を変えれば早生まれの方にもメリットがあります。
早生まれが免許を取得するときのメリット
私も2月生まれで早生まれになります。当時、私が免許を取得しようと教習所に通い始めたときには、友人たちはすでに免許を取得していました。
一歩取り残されたような気持ちもありましたが、逆に免許を先に取得していた友人からは運転のアドバイスや試験の内容などを聞くことができました。そのおかげで、試験をスムーズにパスすることができました。
同じ教習所に通っていた人からは、試験官が重視するポイントなども教えてもらえました。それにより、ネットや書籍では得られない新鮮な情報を入手することができました。
免許を早く取得したいと焦ってしまうと、教習を受ける際に不安になることもあります。ですが、運転免許の試験では、確認作業も重要なチェック項目となります。そのため、先に合格した人から失敗や注意すべきポイントなどを事前に聞くことは、決して悪いことではありません。
車の免許は誕生日の何ヶ月前から 合宿に参加できるか
一般的に、合宿免許を受けるには18歳以上であることが条件です。
というのも、合宿中に仮免許(路上に出るための免許)もありますので、仮免取得時に「満18歳」以上である必要があります。
ですので、合宿に参加するときの目安としては、合宿期間が2週間程度のところが多いため、お誕生日の1週間前くらいからの入校が最速だと思います。
ただし、合宿免許に参加するには予約が必要な場合がありますので、免許取得を目指す際には、教習所や合宿免許の施設にお問い合わせして具体的なスケジュールや条件を確認することが重要です。
合宿で車の運転免許を取得する際のスケジュールは、教習所や合宿免許施設によって異なりますが、参考までに一般的なスケジュールは次のようになります。
- 到着と受付: 合宿免許施設に到着し、受付手続きを行います。必要な書類の提出や施設のルールの説明が行われます。
- 教習: 合宿期間中には、運転技術の習得や交通法規の学習が行われます。実地教習やシミュレーターを使用した訓練、教室での講義などが含まれます。
- 仮免試験: 教習の進捗に応じて、仮免許試験が行われることがあります。この試験に合格することで、一定の範囲内での公道での運転が許可されます。
- 実地試験準備: 教習が進んだ段階で、免許取得に必要な実地試験に向けての準備が始まります。運転技術の向上や交通ルールの徹底理解が重要です。
- 実地試験: 合宿期間の終盤には、実地試験が行われます。教習所の指導員や試験官による運転技術や交通法規の確認が行われます。
- 卒業式と免許交付: 合宿期間の最後には、合宿修了を祝う卒業式が行われ、合格者には運転免許証が交付されます。
ただし、施設やプログラムによって内容や期間は異なるため、事前に施設の案内や説明を参考にすることが重要です。
車の免許は何ヶ月で取れるか
車の運転免許を取得する期間は個人の学習ペースや教習所のプログラムによって異なりますが、教習所での免許取得プログラムに通う場合、通常は数ヶ月から半年程度の期間が必要です。
この期間中に、教習所での実技や理論の学習、模擬試験、そして実際の運転技術の習得が含まれます。
具体的な期間は個人の進捗や教習スケジュールによって異なりますが、一般的には3ヶ月から6ヶ月程度が一般的です。
私自身はなるべく早く教習所通いを終わらせたかったので詰め詰めにして3カ月かからずになんとか終わらせました。ただ時間に余裕がないと3ヵ月切るのは大変です。
また、合宿免許を利用する場合、集中して教習を行うことで比較的短期間で免許取得を目指すことができます。合宿免許の期間は通常1週間から10日程度で、短期間で免許を取得することができますが、その分集中的な学習が求められます。
同じ早生まれの友人は長期に教習所へ通うのは避けたいということと、ちょうど春休みと被るからという理由で合宿で免許を取っていました。
これらの期間はあくまで目安であり、個人の能力や取得したい免許の種類によっても変わってきます。免許取得を目指す際には、自身のスケジュールや目標に合ったプランを立て、教習所や合宿免許施設と相談しながら進めることが重要です。
まとめ
教習所には18歳になる2ヶ月前から通えます。仮免試験は18歳になっていないと受験できません。これは誕生月がいつであろうと変わりません。
ですので、なるべく早く免許を取得するためには、18歳の誕生日の2ヶ月前に教習所に入校し、18歳の誕生日に仮免試験を受ける方法が最短ルートだと考えられます。
合宿で免許を取得する場合、参加できる時期は個々の教習所や施設によって異なります。
今回挙げた免許取得までの期間や参加可能な時期はあくまで一般的な目安ですので、具体的な時期は教習所や合宿免許の方針によって異なります。
希望する教習所や合宿免許の施設にお問い合わせして、実際に希望の施設の場合はいつから参加可能なのか確認することは重要です。
免許取得頑張ってください!