兄弟夫婦の子供である甥っ子姪っ子のお食い初めの招待を受けた場合、
いくらくらいのお祝い金を包んで、手土産は何を選んだらいいか悩みますよね。
赤ちゃんにまつわるイベントは、
子供がいないと理解しづらいことが多く、
私も独身時代、初めて姪のお食い初めのお祝い食事会に招待を受けたとき、
何をすれば良いのか戸惑いました。
結論からいえば、
基本的に、お招きいただいたならお祝いを用意する以外に、
特別なことをする必要はありません。
1万円でお金を包むか、プレゼントを用意するのでOKです。
今回は同じような悩みをお抱えの方に向けて、
お食い初めのお祝いの相場やおすすめの贈り物について調べてまとめました。
ぜひご参考ください。
お食い初めのお祝いにお呼ばれしたときのマナー(兄弟の場合)
お食い初めは、生後100日頃の赤ちゃんに、
「一生食べ物に不自由せず健やかに過ごしていけること」を願って、
食べ物を口にさせる儀式です。
これは、赤ちゃんが歯が生えるほど成長したことを喜ぶ意味も込められています。
「食事会ってどうすればいいの?」と戸惑うこともあるかもしれませんが、
家族や身内で行うものなので、堅苦しく考える必要はありません。
安心してください。
基本的に、お招きいただいたならお祝いを用意する以外に、
特別なことをする必要はありません。
具体的なアドバイスとしては、
もし兄弟の家庭で行う場合、
お食い初め当日はホストの兄弟夫婦が料理の準備などに追われている際、
甥っ子や姪っ子のお世話を手伝ったり、
アシストしたりして、ホストがゆっくりとおもてなしできる環境を整えると良いでしょう。
私も姪のお食い初めの際は、妹夫婦や両親たちが準備に取り組んでいるので
手が空いている者同士ということで姪っこと遊んでいました(笑)
お食い初めにお呼ばれしたときにお祝いは必要か
お食い初めに対する考え方は家庭によって異なりますが、
一般的な意見としては、少なくとも、
・お呼ばれしていない場合はお祝いは用意しない
とされています。
ですので、甥や姪がお食い初めを迎え、
ご兄弟やご両親から食事会に招待されている場合、
お祝いを持って参加されることが良いでしょう。
基本的に初節句や七五三などお祝いの席に招待された場合は、
都度お祝いを用意する必要があります。
ただし、招待された側が未成年や独身の場合は、
親と同じ世帯に住んでいることが一般的ですので、
親がお祝いを用意していれば十分であり、個別に用意する必要はありません。
また、招待したご本人からお祝い不要と言われていた場合も、
畏まった贈り物は逆に気を遣わせてしまいますので、
手土産のお菓子程度に留めるのが良いでしょう。
お食い初めのお祝い金は兄弟の子・甥っ子姪っ子相手の相場
お食い初めのお祝い金の具体的な金額は、ご夫婦で大体1万円くらいが相場です。
外で食事をする場合は、「祝い膳分の料金」を目安にする方も多いですが、
親族間で一定の金額を決めている場合も考えられますので、
まずはご両親に確認することが良いでしょう。
このお額は、ご両親より高額になるのを防ぐための配慮も含まれています。
高額すぎても受け取るご兄弟夫婦が困ることもありますので、
相場を目安にすることで問題ないでしょう。
お食い初めのお祝いにお呼ばれしたときの手土産やプレゼントは何がいいか
お食い初めのお祝いについて、
私は現金を贈るのが一番良いと考えています。
品物は
・赤ちゃんの体質に合わない
・デザインが気に入らない
など、中々選びにくい要素があります。
事前に確認すれば問題はありませんが、
お食い初めの準備で忙しい中、
兄弟の手間を取らせることも気が引けますので、
現金が一番良い選択肢だと思います。
ただ、現金が好ましくないと感じる方もいますので、
そのような方におすすめのプレゼントは、
・ベビー用食器
・赤ちゃんの食事用エプロン
・離乳食用調理器具
など、赤ちゃんの食事に関連する品物です。
お食い初めのお祝いをする頃は赤ちゃんが離乳食を始める時期でもあり、
離乳食を作る器具やご飯をよそう器、
食事用エプロンは重宝されることでしょう。
私も姪には、シリコン製のエプロンや、
妹が大好きなキャラクターがプリントされた食器セットを贈り、
妹夫婦にとても喜んでもらえました。
赤ちゃん本人はまだキャラクターを理解していませんが、
なんだかんだ親の好みに寄ってしまうことがあります。
親が子供のために使えるものを選ぶと良いでしょう。
親が子供に自分の好みを伝えたい場合もあるので(笑)、
デザインはご兄弟の好みに合わせて選ぶと良いと思います。
お食い初めのお祝い金を包むのし袋
お食い初めのお祝い金をいれるし袋を選ぶときにもポイントがあります。
これらのポイントを踏まえつつ、お祝いのし袋を選ぶと、
贈り物が一層華やかで喜ばれるものになるでしょう。
これ以外に、兄弟夫婦の好きなキャラクターデザインのものを選ぶという手もあります。
1. 華やかなデザイン(赤や金のカラー)
お祝いのし袋は、華やかで祝福の雰囲気を醸し出すデザインが良いです。
縁起の良い赤や金の色合い、
赤ちゃんや縁起物のイラストが描かれたものなどが適しています。
赤や金は幸運や祝福の象徴とされています。
2. 赤ちゃんに関連するデザイン
赤ちゃんの誕生や成長にちなんだデザインがあると、
お食い初めにピッタリです。
ベビーカー、ベビーボトル、くまやうさぎなど、可愛らしいモチーフが好まれます。
3. 形状やサイズ
お祝いのし袋は、通常のし袋よりも少し大きめで、
しっかりとした素材のものが良いです。
形状は四角いものや封をする部分がしっかりしているものが適しています。
4. 内袋
お祝いのし袋には、中に別途お金をいれるための内袋があると便利です。
内袋がついているものを選ぶことで、お金を簡単にセットできます。
お食い初めにお呼ばれしたときの服装
お食い初めにお呼ばれした際の服装については、
一般的には慎ましく清潔感のある服装が好まれます。
以下に服装のポイントをいくつか挙げてみましょう。
最終的な選択はお呼ばれされる状況や家庭の雰囲気にもよります。
両親や他の兄弟など、一緒に参加する予定の家族にどんな服装で行くか確認するか、
もしくはお呼ばれ先の雰囲気を考慮しながら、
上記のポイントを踏まえて服装を選ぶと良いでしょう。
1. カジュアルな服装
お食い初めは家庭的なイベントであるため、
カジュアルな服装が適しています。
フォーマルな服装は避け、日常的な服装で十分です。
(とはいえ、レストランなどでする場合は、場に合った格好にする必要があります)
2. 清潔感を重視
清潔感があり、きちんとした印象を与える服装が良いです。
汚れやしわのない服を選びましょう。
3. 季節や場所に合った服装
季節やお呼ばれされる場所によっても服装は変えるべきです。
冬季であれば暖かいアウターやコート、夏季であれば涼しい素材の服装が適しています。
4. 赤やピンクなど明るい色
赤やピンクなど、明るく華やかな色の服装がお祝いの雰囲気に合っています。
ただし、派手すぎないように心掛けましょう。
5. 赤ちゃんとの接触を考慮
お食い初めでは赤ちゃんと触れ合う機会が多いですので、
柔らかく、動きやすい服装が望ましいです。
まとめ
お食い初めにお呼ばれされたら、
お祝いを持参して参加するのが一般的です。
ご自宅にお招きいただいた場合でも、
特に配膳などのお手伝いは必要ありません。
手が足りないと感じた場合は、少しだけ手伝っても構いませんが、
基本的にはお客様としての参加ですので、
適度にお手を差し伸べる程度で留めておきましょう。
ホスト側の兄弟夫婦が恐縮することのないように心がけましょう。
お祝いについては、現金が一番もらって嬉しいものですが、
お金だと味気ないと感じる場合は、
赤ちゃんがこれから離乳食を食べる際に使う食器や調理器具をプレゼントするのもおすすめです。
楽しいお食い初めの席になりますように。