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雛人形はどこに飾る?飾る場所がないときや赤ちゃんがいるときにおすすめの飾る場所と方角は?

イベント・行事

初めて雛人形を飾るときや、引っ越しなどをしてその家で初めてひな人形を飾るとき、
どの部屋・どの場所に飾るか悩ましいですよね。

雛人形を購入する前に場所を決めておければ良いのですが、
贈り物としていただいた場合や既に所有していて引っ越してきた場合などは、
あとから場所を選ばざるをえないですよね。

そんなときは、ひな人形のサイズを考慮して
適切な場所を選ぶ必要があります。

基本的には、次の2点を守れば、どこに飾っても問題ありません。

– 直射日光を避けること
– 結露が生じるような場所を避けること

とはいえ、それなら具体的にどこがいいのか、
他の人はどこに飾っているのか気になりますよね。

今回は雛人形の飾り場所について、
雛人形をどこに飾るか、そして飾るときに注意しておくポイントについてご紹介します。

【雛人形はどこに飾る?】適切な飾り場所の条件

ひな祭りは伝統行事であるため、厳格な決まりは存在しません。

一般的には、家の中に十分なスペースがあればどこにでも飾ることができます。

リビングが一般的な選択ですが、
大きさによっては壁に飾る、テレビ台や食卓に飾ることも考えられます。

押し入れがある場合は、背面に飾ることも一つの方法です。

ただし、雛人形を飾る際には、次の点に気を付ける必要があります。

1. 直射日光を避けること
2. 結露が生じるような場所を避けること

これらに気を付けないと、
雛人形が日焼けしたりシミができたり、
湿気でカビが生える可能性があります。
飾る期間を短くしても一つの対策となります。

特定の地域や家族での独自のルールがある場合は、
それに則って飾りましょう。どの場所でも、
大切な雛人形を美しく飾り付けて楽しいひな祭りをお迎えください。

ひな人形を飾る場所がリビングやキッチンのときの注意点

リビングやキッチンが一体となった場所にひな人形を飾る場合、
油汚れが心配されます。

調理する際には窓を開けて換気扇を回し、
炒め物などをする際はひな人形との距離を保つよう心がけましょう。

飾り付けの期間を短くすることも、汚れを防ぐ方法の一つです。

ひな人形を飾る場所がないときの対処法

雛人形を飾る場所がない・場所が限られている場合でも、
いくつかの工夫で素敵な飾り付けが可能です。

雛人形を飾る場所がないときの工夫の例をまとめました。

1. コンパクトな飾り方にする

小さなスペースでも大丈夫です。
雛人形を小さなテーブルや棚に飾り、
周りにお花や飾り付けを加えることで、
独自の小さなディスプレイを作ることができます。

2. 押し入れや本棚の上に飾る

雛人形は押し入れの上や本棚の上に飾ることもできます。
高い位置に飾れば、空間を有効に使いつつ、
雛人形を見上げる形で楽しむことができます。

3. 窓辺に飾る

窓辺に小さなスペースがある場合、
雛人形をそこに飾ってみることも可能です。
自然光が差し込む場所で、雛人形が美しく輝きます。

ただし直射日光にならないように気を付けてください。

4. デスクやワークスペースに飾る

勉強机や仕事場に雛人形を飾るのも素敵です。
小さなデスク上に飾れば、日常の中でも季節行事を楽しむことができます。

5. 壁に掛ける

壁に掛けることで、床やテーブルのスペースを取らずに雛人形を楽しむことができます。
飾り棚や専用の壁掛けフックを利用すると便利です。

6. 季節の装飾と組み合わせる

季節の装飾品やお花を雛人形と一緒に組み合わせて、
小さな季節感を演出するのもおすすめです。
これにより、雛人形がより一層引き立ちます。

 

雛人形を飾る場所がないから飾れないと感じても、
小さなスペースや身の回りの環境を工夫することで、
素敵なひな祭りの雰囲気を楽しむことができます。

【ひな人形を飾る場所】赤ちゃんがいるときにおすすめな場所

赤ちゃんがいる場合、ひな人形を飾る際には安全性を最優先に考える必要があります。

赤ちゃんがいるときにひな人形を飾る際の注意点をいくつか挙げてみます。

1. 高い位置に配置

ひな人形はできるだけ赤ちゃんの手の届かない高い位置に飾りましょう。
テーブルや棚の上、または飾り棚を活用することで、誤って触れることを防ぎます。

2. 小さなパーツに注意

ひな人形には小さなパーツや飾りが付いていることがあります。
これらは誤って口に入れないように、十分な注意が必要です。
できるだけ赤ちゃんが触れない場所に配置しましょう。

3. 安定した配置

ひな人形を配置する場所は、安定していて転倒の危険がないようにしましょう。
特に立てかけている飾り物は倒れないようにしっかりと固定するか、
重い台座を使用することが重要です。

4. 電源やコードに気を付ける

電動のひな人形や照明などを使用する場合、
電源やコードは赤ちゃんが触れないようにしましょう。
コードを引っ張ったり、口に入れないように注意が必要です。

5. 柔らかい素材を選ぶ

赤ちゃんがふれたときに安全な素材でできたひな人形を選びましょう。
特にぬいぐるみや布製のものは、赤ちゃんが優しく触れても安心です。
(これはどちらかというと購入時の話かもしれませんが)

6. 目を離さない

ひな人形が飾られている場所では、できるだけ赤ちゃんを目の届く範囲で見守りましょう。
赤ちゃんが興味津々で近づいてくることもありますので、注意が必要です。

赤ちゃんには「触ったらダメ!」と注意しても、
「わかりました!」とはならないので
【なるべく高さがあって安定感のある家具の上】に置くようにしましょう。

ひな人形を飾りつつも赤ちゃんの安全を確保して、
赤ちゃんにとって視覚的に楽しいひな人形の配置を心がけましょう。
色鮮やかで柔らかいデザインがおすすめです。

 

ちなみに1歳児までの赤ちゃんがいるご家庭では、

  • TVボード・サイドボード
  • 箪笥
  • ピアノ

などの上に置く方が多いです。

誤飲やケガなどの危険があるから触らないように、としていますが、
昔は雛人形で遊んでいました。

綺麗に飾っておきたいし汚れたらと不安かもしれませんが、
お人形を触る分には、娘さんご自身の物なので、全く問題ありません。
あまり神経質にならずに飾ってくださいね。

ひな人形を飾る場所は神棚や神棚の下もアリか

雛まつりは宗教行事ではなく民間伝承での風習です。
なので、正解やしきたりも厳密にはありません。

ライフスタイルに合った飾り方で、大丈夫です。

とはいえ、神棚や神棚の下に飾っていいか気になりますよね。

結論からいえば、神棚の下は全く問題ありません。

そもそもお雛様は、天皇、皇后、皇族や宮中の様子の姿です。
天皇や皇族よりもさらに偉い存在が、神様なので、
神棚の下にひな人形を飾るのは
神棚が上位で、お雛様は下位となるので良しといわれています。

一方で、お雛様の下に神様(御札、御守など)を安置することは、よくないといわれています。

また、神棚に飾ることについてはご家庭ごとの考え方によります。

一般的な神道の神棚には神聖な存在である神様への尊敬や感謝の気持ちを表すために
神具や神聖なものが飾られています。

雛人形がその中に含まれるかどうか、
個々の考えによるところが判断基準とされています。

ポイントとしては次の通りです。

最終的な判断は、家庭内での信仰や伝統に従い、
神聖な場所への尊重を念頭に置いて判断なさってください。

1. まつっている神様にもよる

神棚は神聖な場所であり、神様への尊敬や感謝を表す場所です。
雛人形がそれに合致するかどうか、
またどのような神様を祭る神棚なのかを考慮しましょう。

2. 風習や伝統

地域や家庭の伝統によっても異なります。
一部の地域や家庭では、ひな祭りに雛人形を神棚に飾ることをよしとしていません。

一般的には、神棚には神聖な存在に捧げるものが置かれる傾向がありますが、
地域や家庭の伝統によっては柔軟な考え方も存在します。

 

雛人形を飾る場所で玄関はアリか

部屋だけでなく、玄関に飾ってもいいのか気になっている方がいると思います。

来訪者の多いご家庭なら、玄関に飾っておくことで尋ねてきた方も見ることができ、
皆でお祝いすることができますよね。

実際、地域によっては子供たちがひな祭りの時に
雛人形を見る名目で近所の家を訪問してお菓子をもらって回る風習もあります。
何だかハロウィンみたいで面白いですよね。

他にも、各宅が道路から見える位置に雛人形を飾り、
町を上げてのイベント化しているところもあります。

ひな人形を飾るために十分な広さのスペースがあり、
明るい場所であるなら玄関に飾るのもアリです。

ただ一方で、
風水上玄関は、良い運気を迎え入れる場所とされてり、そこに人形が置いてあると、
人形に良い運気を全て吸い取られてしまうとしてNGにされているケースもあります。

どこに飾る場合でも、
お雛様が淋しがらない、にぎやかな環境がいいと思います。

雛人形の飾り方で方角の指定はあるか

具体的に場所を決めて雛人形を飾ろうと思ったとき、
ふと人形の顔が向く方位は適当に決めてしまっていいのだろうかと疑問が浮かぶかもしれません。

実際に雛人形は【東向き、南向き】が良いという説もあります。
これは、雛人形を御神体として崇める風習のある地域も存在するので、
方角云々が言われているんですね。

地域や一族で特に決まりがないのであれば、
基本雛人形はそれ自体が災厄除けのお守りなので不吉とする方角もなく、
どの向きに飾っても大丈夫です。

ただ、飾るときの向きは、既に述べたように

・直射日光に晒されるところを避けること
・エアコンや暖房器具などの間近には飾らないこと
・結露しない場所
・キッチンから離れていて水や油がかかる可能性のないところ

といったことに気を付けましょう。

個人的には、飾った場所で雛人形を眺めやすい向きに置けば問題ないと思います。

まとめ

雛人形は昔から伝わるものとしてあれこれ決まりがあるように思われがちですが、
今のような形になったのはごく最近のことで、
実は自由に行っても大丈夫なんです。

大事なのは雛人形の持ち主である女の子が健康で幸せに過ごせることを祈ることです。

ただ、次のような場所はお雛様が痛む原因になるので、なるべく避けましょう。

・直射日光が当たる場所
・湿気の多い場所
・エアコン等の風が直接当たる場所
・キッチンやダイニング付近など水や油の飛ぶ場所

色々な情報があって混乱してしまいがちでしょうが、
あまり構えずにひな祭りを楽しんでいただけるといいなと思います。

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