送別会での贈り物として一般的なのは花束ですよね。
相手に喜んでほしくて選んだ花束でも
実際には贈る側と受け取る側で温度差が生じることがあります。
というのも、受け取る側には喜ぶ人もいますが、
中には「困ったな」「正直欲しくないな」「いらない」と感じる方も
多いことが最近わかってきました。
特に男性の中ではこれらの気持ちが一層顕著です。
そういった方にプレゼントを渡すなら、
お菓子や飲み物などの消耗品がおすすめです。
これらは使い切れるためもらった側の負担が軽減され、
（記念品だと捨てづらくて困るタイプもいますので）
特に普段あまり購入しないブランドや珍しいもの、
または会社近くで評判の良い名産品が喜ばれることがあります。
お菓子や紅茶・コーヒーなどの飲み物は、男性にも受け取りやすく、
家族で共有できるので花束がいらない人に渡したとき非常に人気があります。
また、花束以外でなにかしら花を贈りたい場合なら、
枯れる心配のないプリザーブドフラワーがお勧めです。
今回は、退職や異動・転勤する方への代表的な花束が、
なぜ受け取った側に喜ばれないのかその理由とともに、
花の代わりに具体的に喜ばれるプレゼントを具体的にご紹介します。
送迎会での贈り物には、相手の気持ちを考慮した選択が重要です。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
送迎会で退職者が花束いらないと思う理由
送別会で花束を好まない方々が増えている理由は様々ですが、
代表的な意見をいくつかピックアップしました。
・送別会の二次会に花束を持っていきたくない。
・周りの人の注目を浴び、恥ずかしいと感じる。
・花の手入れが煩わしい。
・生の花の儚さを感じて切なくなる。
・花がすぐに枯れる。
・花を飾る場所がない。
・花を捨てる手間が増える。
これらの意見をみると、花束を渡した瞬間は喜ばれても、
その後の管理や処分に手間がかかることで内心は嫌がられてしまうことが分かります。
送別会や転勤のプレゼントで花束以外を選ぶときのポイントと具体例
送別会での贈り物は、相手の立場や年齢によって相場が異なります。
通常、上司や年配の方には予算1万円から2万円程度、
同僚や若い方には約5,000円程度が一般的です。
高価なものは相手が恐縮してしまう可能性があるため、
プレゼントを選ぶ際はこの相場を考慮してください。
また、花束の代わりに人気のある贈り物として、
お菓子やコーヒー、紅茶などの消えものが挙げられます。
これらは食べたり飲んだりして消費できるため、
受け取る側も扱いやすく、好意的に受け取られることが多いです。
特に、普段あまり手に入らないブランドや日本で珍しい商品、
または会社近くで評判の良い名産品を選ぶのもありです。
男性の場合、お菓子や飲み物に興味がない方もいますが、
お菓子や珈琲豆、茶葉などは贈られた本人だけでなく、
家族で楽しむこともできます。
なので渡す際は、
「ご家族で仲良く召し上がってください」と伝えてもいいかもしれません。
食べ物以外のアイデアとしては、
思い出の品として色紙やアルバムを作ることも
退職後もこれらを見返すと懐かしい思い出が蘇るので、喜ばれています。
ただし、「モノ」は好みやこだわりがあるため微妙な反応を得ることもあります。
プレゼントとしてもらったものが置く場所がなく、
結局リサイクルショップに持っていったという経験もあるため、
時間もないし手っ取り早く実用的なものを贈りたいなら
受け取った側が好きなものを選べるカタログが安心です。
モノの中でも消耗品如きハンカチやタオルは使い道があり、
いくつあっても困りません。
最近では、ハンカチ・タオルのラッピングで
犬の形を模した商品などもあり、可愛いものが多く人気があります。
送別会で花束以外のおすすめプレゼントNo.1は『金券』
花束の代わりに最もおすすめなのは、金券です。
贈る方の好みが分かれば、
・スポーツクラブやジム通いが好きな方にはビジター券
・お買い物好きな方にはデパートの商品券
・旅行好きな方には旅行券
など、好みに合わせた金券を選んで渡すことができます。
相手の趣味が分からなくても、家族で使えるレジャー施設の優待券や飲食店のギフト券、
女性ならエステやマッサージ店のギフト券にするという手もあります。
ただし、金券は価格が分かってしまうため、
事前に贈る側で相談して決めることがおすすめです。
金券は受け取り側の抵抗感があまりないプレゼントです。
（手抜きとは思われるかもしれませんが…）
とくに、欲しかったけれど買えなかったものや、
大切に使っていきたいものを手に入れることができるため、
受け取ったときは戸惑うかもしれませんが、多くの場合は好感触が得られます。
金券だけではプレゼントとして味気ないと感じる場合は、菓子折りなどを添えて渡すのも良いでしょう。
送別会でどうしても花や花束を贈りたいとき
贈る側の意見がまとまらず、
どうしても花束がいいというときもあると思います。
そんなときは、花束を受け取った時のデメリット、
「花束が多すぎて嵩張る」「花瓶がない」「日持ちしない」などに目を向けて
次のような選択をするのもありです。
・花瓶がない → 花瓶付きの小さなお花
・日持ちしない → プリザーブドフラワー
・持ち歩かなくてはいけない → お花券
特に、プリザーブドフラワーは小ぶりで、
家に持ち帰ってインテリアとして長く飾れるため、
お花好きな家族がいる場合に喜ばれることがあります。
ただし、贈る側が本当に喜ぶものを贈りたい場合、
事前に相手の希望を聞くことが一番です。
希望が分からない場合でも、
お花の代わりになるプレゼントを検討すると良いでしょう。
送別会でのプレゼントまとめ
プレゼント選びは悩ましいものですが、相手が喜んでくれることが何よりも大切です。
贈り物が相手にとって迷惑にならないよう気をつけたいものですよね。
花束はいらない方には、有名ブランドのお菓子や紅茶、コーヒーなどの飲み物や
金券など別のプレゼントを選ぶのもアリです。
プレゼントの選択は柔軟に、相手の好みや気持ちに合わせて考えてくださいね、
送別会の準備は忙しいかもしれませんが、
素敵な送別会になるよう頑張ってください。
相手の趣味や好みに合わせて選べるのが特長で、読書好きなら図書券、スポーツ愛好者ならビジター券などが選択肢となります。金券は価格が分かるため、贈る側で相談して決めることがおすすめです。受け取る側は抵抗感が少なく、欲しかったものや大切に使いたいものを手に入れる喜びを感じることができます。もしプレゼントに金券だけでは物足りなさを感じる場合は、菓子折りなどを添えて贈ると良いでしょう。相手の気持ちを考え、喜んでいただけるプレゼントを心掛けましょう。
